壁紙の必要量を計算してみよう:ステップリピート編

2026.03.26
壁紙の必要量を計算してみよう:ステップリピート編

柄のある壁紙の多くには「リピート」と呼ばれる柄の繰り返しがあります。
リピートにもいくつかの種類がありますが、こちらの記事では「ステップリピート」の壁紙の必要量の計算方法についてご紹介します。

自動計算フォームもご活用ください!


※無地壁紙(リピートなし)や柄物壁紙(ストレートリピート)の必要量の計算方法については、別の記事で詳しく解説しています。

ステップリピートとは?

壁紙の「リピート」とは「柄の繰り返しの間隔」のことです。
中でも、壁紙を垂直方向にずらして柄合わせをするデザインを「ステップリピート」といいます。


ステップリピートとは?1/2ステップ
ステップリピートとは?1/4ステップ


最も多いのは、隣り合う壁紙を「1リピートの半分(1/2)」ずらして貼る「1/2ステップ」です。
ハーフステップ」や「ステップ柄合わせ」と表記されていることもあります。

そのほか、1/4ステップ2/3ステップなど、さまざまな種類のステップリピートがあります。

「柄合わせに必要な長さ」を考慮する必要があり、必要量の計算に少しコツが必要です。

壁紙の必要量を計算してみよう:ステップリピート編

STEP 1. まずは、壁のサイズを測る

壁紙の必要量を計算するために、壁のサイズを測りましょう。
壁の「横幅」と、天井から床までの「高さ」を採寸します。



横幅330cm × 高さ240cmの壁

例えば、こちらの壁にステップリピートの壁紙を施工する場合の必要量をみていきましょう。

壁のサイズ|
横幅 330cm × 高さ 240cm

使用する壁紙|
92cm 
タテの柄リピート 64cm(1/2ステップ)



STEP 2. 必要な壁紙の巾数を計算する

(壁の横幅)÷(壁紙の幅)= 必要な壁紙の巾数

必要な壁紙の巾数

(壁の横幅 330cm)÷(壁紙の幅 92cm)= 3.58⋯ = 小数点を切り上げ = 4

 ⇒必要な壁紙の巾数は4巾

STEP 3. 1巾に必要な壁紙の長さを計算する

  1. ステップリピートの長さを計算

(タテの柄リピート)×(ステップの分数)
= ステップリピートの長さ

ステップリピートの長さ

(タテの柄リピート 64cm)×(ステップの分数 1/2)= 32cm

 ⇒ステップリピートの長さは32cm

  1. 1巾に必要な柄リピートの回転数を計算

(壁の高さ + 切り代 10cm)÷(タテの柄リピート)
= 1巾に必要な柄リピートの回転数

1巾に必要な柄リピートの回転数

(壁の高さ 240cm + 切り代 10cm)÷(タテの柄リピート 64cm)= 3.90⋯ = 小数点を切り上げ = 4

 ⇒1巾あたり4回転必要

壁の高さに「切り代」の長さをプラス!
施工する際、壁紙の上下にそれぞれ5cmほどの切り代が必要です。あらかじめ「壁の高さ」に「切り代」の長さをプラスして、柄リピートの回転数を計算しておきましょう。
  1. 1巾に必要な壁紙の長さ【仮】を計算

(タテの柄リピート)×(必要な回転数)
= 1巾に必要な壁紙の長さ【仮】

1巾に必要な壁紙の長さ【仮】

(タテの柄リピート 64cm)×(必要な回転数 4)= 256cm

 ⇒1巾に必要な壁紙の長さ【仮】は256cm

  1. 1巾の余剰分を計算

(1巾に必要な壁紙の長さ【仮】)ー(壁の高さ + 切り代 10cm
= 1巾の余剰分

1巾の余剰分

(1巾に必要な壁紙の長さ【仮】256cm)ー(壁の高さ 240cm + 切り代 10cm)= 6cm

 ⇒1巾の余剰分は6cm

「切り代」の長さを考慮しておくと安心◎
ここでも「切り代」の長さを考慮して余剰分を計算しておくと、切り代を確保できる長さが算出できます。
  1. 1巾の余剰分で「柄合わせ」できるかチェック!
    ⇒1巾に必要な壁紙の長さ【確定】

\ ココがポイント!ステップリピートの計算 /

  • (1巾の余剰分)<(ステップリピートの長さ)


    (1巾の余剰分)が(ステップリピートの長さ)より「小さい」場合

    ⇒(1巾に必要な壁紙の長さ【仮】)では柄合わせに必要な長さが足りない

    (1巾に必要な壁紙の長さ【仮】)+(ステップリピートの長さ)
    =(1巾に必要な壁紙の長さ【確定】)
  • (1巾の余剰分)≧(ステップリピートの長さ)


    (1巾の余剰分)が(ステップリピートの長さ)より「大きい」もしくは「同じ」場合

    ⇒(1巾に必要な壁紙の長さ【仮】)で柄合わせできる

    (1巾に必要な壁紙の長さ【仮】)
    =(1巾に必要な壁紙の長さ【確定】)

今回のケースでは・・・

1巾の余剰分で「柄合わせ」できるかチェック

(1巾の余剰分 6cm)が(ステップリピートの長さ 32cm)より小さい

 ⇒柄合わせに必要な長さが足りない!

ステップリピート壁紙の施工
隣合う壁紙の柄を合わせるため、1巾ごとに「ステップリピートの長さ」分のズレが生じます。
今回の余剰分(6cm)では、ズレ(32cm)をカバーできないため、ステップリピートの長さを足す必要があります。

ステップリピートの長さを足して、1巾に必要な長さを確定させます。



1巾に必要な壁紙の長さ【確定】

(1巾に必要な壁紙の長さ【仮】256cm)+(ステップリピートの長さ 32cm)= 288cm

 ⇒1巾に必要な壁紙の長さ【確定】は288cm

STEP 4. 必要な壁紙のメートル数を計算する

(1巾に必要な壁紙の長さ【確定】)×(必要な壁紙の巾数)= 必要な壁紙のメートル数

必要な壁紙のメートル数

(1巾に必要な壁紙の長さ【確定】288cm)×(必要な壁紙の巾数 4)= 1152cm11.52m

 ⇒必要な壁紙のメートル数は約12m

STEP 5. 商品の販売単位に換算

商品によって、最大巻メートル数や1ロールあたりの長さなど、販売単位が異なります。
それぞれの販売単位から「何巾取れるか」を考えて、商品に応じた必要量を購入してください。


今回の結果を例に、販売単位によって購入量がどのように変わるかを見てみましょう。

(1巾の長さ 288cm)×(巾数 4
1152cm 約12m 必要な場合 

上記のような計算結果が出た場合の、商品別の例としてご参照ください。

例1|国産壁紙(切り売り)の場合

切り売り(1m単位)での販売
生のり付き壁紙(最大巻メートル数 30m)
のりなし壁紙(最大巻メートル数 50m)

(1巾の長さ 288cm)×(巾数 4)= 約12m
 ⇒ 切り売りで 12m 購入

12mから4巾分(288cm × 4巾 = 1152cm)取れます。40cmほど余ります。
1m単位切り売り

例2|ロール販売商品の場合

1ロール(10m)単位の販売

(1巾の長さ 288cm)×(巾数 4)= 約12m
 ⇒ 2ロール購入

1ロール目から3巾分(288cm × 3巾 = 864cm)、2ロール目から1巾分(288cm × 1巾 = 288cm)取れます。2ロール目は7mほど余ります。
1ロール(10m)単位の販売


壁紙のどの位置から貼り始めると、壁に対して柄をバランス良く配置できるか、あらかじめ「柄の割り付け」を考えて施工すると美しく仕上げることができます。

壁紙を施工した部屋の完成図
  • 柄の割り付けや切り損じなどを考慮し、壁紙の必要量は1〜2割ほど余裕を持って購入しておくのがおすすめです。
  • 必要量の計算にはいろいろな方法があり、販売店や使用するツールにより算出される数値が異なる場合があります。
  • 商品によって最大巻メートル数や販売単位が異なります。各商品ページでご確認ください。


壁紙の必要量の自動計算フォーム:ステップリピート編

壁のサイズや壁紙の情報を入力するだけで必要量を算出できる、ステップリピート専用の自動計算フォームです。

STEP 1. 貼りたい壁のサイズを入力しよう

壁の横幅  cm

壁の高さ  cm



STEP 2. 貼りたい壁紙について入力しよう

壁紙の幅を入力

cm

※商品詳細に記載されている「有効幅」と「幅(巾)」は同じ意味です。


タテの柄リピートを入力

cm

※「タテ」や「ヨコ」の記載がない場合は「タテの柄リピート」を指します。



ステップリピートを入力(分子 / 分母)

/

※「ハーフステップ」や数字の記載がない「ステップ柄合わせ」は「1/2ステップ」と同じ意味です。


cm
cm
壁紙の幅   cm × 長さ   cm:
   巾
必要合計 約   m
  • 柄の割り付けや切り損じなどを考慮し、壁紙の必要量は1〜2割ほど余裕を持って購入しておくのがおすすめです。
  • 必要量の計算にはいろいろな方法があり、販売店や使用するツールにより算出される数値が異なる場合があります。
  • こちらの自動計算フォームでは「切り代 10cm」を確保できる長さが算出されます。
  • 商品によって最大巻メートル数や販売単位が異なります。各商品ページでご確認ください。

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