壁紙の必要量を計算してみよう

2024.11.28
壁紙の必要量を計算してみよう

貼りたい壁紙が決まったら、必要量を算出します。
「無地の壁紙」「柄のある壁紙」では、必要量が変わってきます。
なぜなら、柄のある壁紙は隣り合った壁紙の柄を合わせて貼り進めるため、柄を合わせるためにより多くの壁紙が必要になるからです。

柄物壁紙の多くには、リピートという柄の繰り返しがあります。
縦方向のリピートが長いほど、柄合わせのために必要な壁紙の余分は多くなる可能性があります。

そんな前知識も踏まえた上で、必要量を計算する方法をみていきましょう。

無地壁紙の必要量

無地壁紙の必要量の計算方法をみていきましょう。

まずは、壁の「幅」と「高さ」を測る

壁紙の必要量を計算するために、まずは壁の寸法を確認する必要があります。
天井から床までの、壁の「高さ」と「横幅」を測ります。
採寸は壁ごとに1面ずつ行なってください。

無地壁紙の必要量の計算方法

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例えば、横幅330cm × 高さ240cm の壁に、92cm巾の壁紙を貼る場合の必要量を計算します。



壁の横幅÷壁紙の巾 で必要な巾数を計算

壁の横幅 330cm ÷ 壁紙の巾 92cm = 3.5 = 小数点を繰り上げ = 4

必要な巾数は4巾



1巾に必要な長さを計算

天井高に切りしろ分を5~10cmプラスします。
壁の高さ240cm + 切りしろ10cm250cm

必要な長さは250cm



必要な壁紙のメートル数を計算

上で計算した「必要な巾数」×「必要な長さ」で必要な壁紙のメートル数を計算します。
長さ250cm × 4巾 = 1000cm

今回の壁に無地の壁紙を貼るには、約10mの壁紙が必要です。

失敗などのロスも考えて、1割程度多めに準備しておくのがおすすめです。


無地壁紙を探す

柄物壁紙の必要量

柄のある壁紙の必要量の計算方法をみていきましょう。

柄物壁紙の必要量を計算する際は「リピート」の長さを確認する必要があります。
壁紙屋本舗では商品ページの「商品規格」で確認することができます。

タテとヨコのリピートについて記載がある場合、必要量の計算に必要なのは「縦(タテ)リピート」の長さです。
タテやヨコなどの記載がなくリピートが記載されている場合、それが「縦(タテ)リピート」の長さになります。

リピートについて
リピートには「ストレートリピート」と「ステップリピート」があります。
こちらの記事でご紹介しているのは「ストレートリピート」の必要量の算出方法です。

輸入壁紙によく見られる「ステップリピート」の壁紙の必要量の計算方法については、輸入壁紙専門店WALPAのサイトにてご案内しています。

まずは、壁の「幅」と「高さ」を測る

壁紙の必要量を計算するために、まずは壁の寸法を確認する必要があります。
天井から床までの、壁の「高さ」と「横幅」を測ります。
採寸は壁ごとに1面ずつ行なってください。

柄物壁紙の必要量の計算方法

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横幅330cm×高さ240cmの壁に貼る壁紙の必要メートル数を計算します。
巾92cm、縦の柄リピートが64.2cmの壁紙を使用します。



壁の横幅÷壁紙の巾 で必要な巾数を計算

壁の横幅330cm ÷ 壁紙の巾92cm = 3.5cm = 小数点を繰り上げ = 4
必要な巾数は4巾



1巾に必要な長さを計算

(天井高240cm)÷(縦リピート64.2cm)=3.73… ⇒小数点繰り上げで1巾あたり柄リピート4回転
(柄リピート64.2cm)×(4回転)=256.8cm
この場合、1巾に必要な長さは約260cmになります。
※1巾目は最初に貼るので、リピートは関係なく天井高+切りしろ10cmで足ります。



必要な壁紙のメートル数を計算

上で計算した「必要な巾数」×「必要な長さ」で必要な壁紙m数を計算します。
長さ260cm × 4巾 = 1040cm
今回の壁に柄物壁紙を貼るには、約11mの壁紙が必要です。


柄物壁紙を探す

壁紙の必要量を自動計算フォームで算出しよう!

壁紙の巾や施工する壁のサイズを入力するだけで必要量を算出してくれる、自動計算フォームもあります。
無地壁紙と柄物壁紙、どちらの壁紙にもご利用できます。

リピートに関する注意
商品規格に「ステップリピート」「1/2ステップ」などと記載されている壁紙は、こちらの自動計算フォームで算出される必要量では足りない場合があります。

ステップリピート壁紙の計算方法については、輸入壁紙専門店WALPAのサイトにてご案内しています。