壁紙を施工する際に必ずといって出てくる障害物が「コンセント」
このコンセントを攻略することで、それ以外のインターホンやエアコンの操作パネルなど、
壁に付き物の障害物はだいたい攻略できるはずです。
壁紙を貼る際、コンセントなどの障害物の基本は『角を見つけて内側に向かって壁紙に切り込みを入れる!』大抵の障害物はそれでクリアできるはずです。
あとはコンセントや、下の障害物を傷付けないように、壁紙は空中に浮かせてカッターで切り込みを入れます。ですから壁紙施工の基本である、カッターの刃はパキッと折って、切れ味キレッキレの状態でアタックしてくださいね。
では順番にコンセント周りの壁紙施工の流れを見ていきましょう。
- まず、コンセント・スイッチの一番表側のプレートをペリッと外します。(これは手で外れるタイプです)
- カバープレートを外すと、受け側のプレートが出てきますので、ドライバーでネジをまわして取り外します。
- この状態まで外せればOK。
- 壁紙を正しい位置に貼り進め、いよいよコンセントのところまできました。
- 手でコンセントの位置を探り当て、まず金属のプレートの角がどこにあるかを確認します。
- 角が見つかれば、角から内側にカッターで壁紙に切り込みを入れていきます。※この際コンセントを傷つけないように、壁紙を浮かせて切り込みます。
- 赤線のように壁紙に切り込みを入れます。
- 切り込みを開きます。
- コンセントの形に沿って、竹べらで壁紙に折り目を付けます。
- 地ベラをあてて余分の壁紙をカット。
- コンセントについたのりを絞ったスポンジでふき取っておきます。
- プレートを戻して完成です。
壁紙の切り口は最後プレートで隠れるので、少しくらい失敗しても大丈夫!
ただ、壁から外すことができない、エアコンの操作パネルやインターホンの場合はきっちりコーナーを見定めて慎重に切り込みを入れて。