近年、和室を洋室のようにアレンジして使いたいという人が増えています。
壁紙や床材を変えるだけでお部屋の雰囲気は大きく変わりますが、無視できないのが「ふすま」の存在。
ふすまがそのままだと、どうしても和室の雰囲気が残ってしまいます。
これまでにも、壁紙を使ったふすまのアレンジなど様々なアイデアをご紹介してきた壁紙屋本舗。
この度、ふすまのお悩みをよりお手軽に解決できるふすま専用のリメイクシートが登場しました。
シールタイプの簡単施工で、洋室にあるクローゼット風のデザインを楽しめます。
年末年始の大型連休を利用して、ふすまのアレンジを検討している方も多い季節。
待望の新アイテム、ふすまのリメイクシート。
和室のふすまをどうにかしたい皆さま、必見です!
※各デザイン新たに、天袋タイプ新登場!
どんな風に使うのか、まずはふすまメイクシートの使い方を動画でチェック!
記事の後半では、写真付きの使い方解説も◎
ふすまリメイクシートとは?
ふすまリメイクシートはこんな人におすすめ!
ふすまリメイクシートとは、言葉の通り「ふすま」を「リメイク」するための粘着シートです。
裏紙をはがすだけで貼れるシールタイプのアイテムで、通常ふすま紙を施工する時に必要なのりや複雑な道具も不要です。
どういった人におすすめのアイテムなのか、少し具体的に掘り下げてみましょう。
こんな人にオススメ 01|
和室を洋室のようにアレンジして使いたい人
現代の比較的新しい住宅でも、1部屋は和室があるという間取りが大半を占めるでしょう。
和室が不要な場合に増えているのが、壁紙や床材を変えて和室を洋室のようにアレンジするDIYのアイデア。
SNSでも、ふすまや和室を洋風にアレンジしたインテリア事例が多く見られるようになっています。
和室の大きな特徴といえば、畳とふすま。
床材を変えて洋室のようにしたとしても、ふすまがそのままでは雰囲気が合いません。
そんな時おすすめしたいのが、ふすまリメイクシート。
シンプルでおしゃれなクローゼット扉のデザインが再現されており、貼るだけで手軽に洋室の雰囲気をつくることができます。
和室のまま使用する部屋のふすまを、モダンにアレンジしたい場合にもおすすめです。
こんな人にオススメ 02|
ふすまを原状回復する必要がない人
原則として「ふすまをリメイクして原状回復する方法は無い」と思ってください。
上の画像は、ふすまに貼ったマスキングテープをはがしている様子。
一般的なふすまに張られている紙製のふすま紙は、粘着性の弱いマスキングープでも傷がついてしまいます。
ふすまリメイクシートは、弱粘着のシール素材。
残念ながら、原状回復が必要な賃貸住宅のふすまには不向きなアイテムになります。
下地となるふすまの表面がビニール素材の場合、コーティングされている素材の場合はきれいにはがせることもありますが、逆に上手く接着しないケースもあります。
原状回復が必要かどうかを確認し、ふすまの素材を見極めましょう。
こんな人にオススメ 03|
標準サイズのふすまをアレンジしたい人
住宅に使用されるふすまにはいくつかの種類があり、高さや幅などにバラつきがあります。
ふすまリメイクシートは、平均的なサイズのふすまに対応しやすいサイズやデザインとなっています。
しかし、サイズの大きい「丈長」や「幅広」と呼ばれるタイプのふすまや、サイズの小さな天袋や半襖など、サイズによってはシートの長さが足りなかったり、デザインがフィットしないことがあります。
ふすまのサイズによってデザインの見え方が変わるため、ふすま本体のサイズを測り、リメイクシートのカット位置を確認した上でのご購入がおすすめです。
ふすまリメイクシートの魅力
それでは、壁紙屋本舗のオリジナルアイテム「ふすまリメイクシート」の魅力をご紹介!
Point 01|リアルなデザイン
自然と部屋にとけ込むよう、影や質感にこだわったリアルなデザインです。
北欧インテリアやアジアンテイストにも合わせやすいBamboo(バンブー)と、インテリアのジャンルを問わずシンプルで使いやすいLouver(ルーバー)の2タイプから、全12デザインがラインアップ!
海外インテリアのような洗練された雰囲気を、気軽に実現することができます。
Point 02|気軽にリメイク
ふすまリメイクシートは、直接ふすまの上に貼れるシールタイプ。
ふすまの枠を外したりのりを作ったりする手間がかからず、複雑な道具が不要です。
本ふすまや戸ぶすま、段ボールふすまなど、種類を問わず使えます。
Point 03|透けにくい素材
上の画像は、模様に見立てた黒いテープの上にふすまリメイクシートを貼ったとき、どの程度透けるかを調べたものです。
ご覧の通り、ほとんど透けていないことが分かります。
ふすまリメイクシートは隠蔽性の高い素材を使用しているため、下地の色柄を心配しなくても大丈夫。
落書きや手垢で汚れ、見栄えの悪くなったふすまの補修にもおすすめです。
穴の空いたふすまの補修に使用する場合は、補修紙や茶チリ紙で下地を整えたり、段差となりそうな部分を取り除いたりすることで表面への影響を抑えることができます。
Point 04|さっと拭くだけ
ふすまリメイクシートの表面は、ビニール素材。
汚れてもサッと水拭きできて、お手入れも簡単です。
ふすまリメイクシートのサイズ・素材
<新タイプ>
M:タテ185cm×ヨコ100cm
L :タテ200cm×ヨコ100cm
<旧タイプ>
タテ185cm×ヨコ95cm
※旧タイプと同じサイズをお求めの場合は、新タイプのMサイズをお選びください。
シートの横幅が少し大きくなりましたが、同サイズのふすまにご使用いただいた場合、柄の見え方は変わりません。
選べる2サイズ!サイズ詳細
Mサイズ 高さ185cm(※)までのふすまに対応 |
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Lサイズ 高さ200cm(※)までのふすまに対応 |
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ふすまリメイクシートの中央ラインにデザインされた枠の幅は、Mサイズ・Lサイズともに1本約4cm。
枠部の幅が上下左右に最低4cmほど見えると、バランスの取れた印象に仕上げることができます。
※旧タイプのサイズ詳細
旧タイプ 高さ185cm(※)までのふすまに対応 |
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新タイプのMサイズと同じ高さです。
幅は旧タイプの方が5cm小さいですが、中央ラインの枠の太さや外枠までの寸法は変わりません。
天袋タイプのサイズ詳細
天袋 高さ60cm(※)までの天袋に対応 |
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ふすまリメイクシートの素材
どんなサイズのふすまに使えるの?
ふすまリメイクシートは、標準サイズのふすま・天袋に対応できるサイズ展開となっています。
ふすまの標準サイズについてみていきましょう。
ふすまの標準サイズ
天袋の標準サイズ
天袋の標準サイズは高さ40cm〜60cm × 幅90cm前後。
ふすまの枠(ふすま縁)の幅は、約2cm〜2.5cm程度が一般的です。
近年は天井の高い家が増えてきたこともあり、高さ2mを超えるふすま、幅広のふすまなど多様なサイズのふすまが普及するようになりました。
ふすまリメイクシートで対応できるサイズか、必ずご自宅のふすま・天袋を実測してご確認ください。
ふすまのサイズ別・施工イメージ
ふすま本体の大きさ(ふすま縁をのぞいた部分)によって、ふすまリメイクシートの外周にデザインされている「枠」の見え方が変わります。
ふすま本体の施工時のイメージを見て見ましょう。
天袋タイプも同様の考え方になります。
標準サイズのふすま 高さ169cm〜200cm/幅77cm〜100cm ※ふすまの本体サイズに応じてサイズ(M・L)をお選びください。 |
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ふすまリメイクシートの「枠」のデザインが外周に入り、それを本来のふすまの枠(ふすま縁)が囲う見え方になります。
※枠部の幅が上下左右に最低4cmほど見えると、バランスの取れた印象に仕上げることができます。 |
小さいサイズのふすま 高さ169cm以下/幅77cm以下 ※M・Lどちらのサイズを使用した場合も同様の見え方になります。 |
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ふすまリメイクシートの「枠」のデザインが切り取られるため、外周は本来のふすまの枠(ふすま縁)のみとなります。
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ふすま本体のサイズが高さ200cm/幅100cmを超える場合、天袋本体のサイズが高さ60cm/幅100cmを超える場合は、リメイクシートの長さが足りませんのでご注意ください。
パーツにもこだわりたい!枠や引き手のアレンジ
さて、ふすまの本体をリメイクにしたら、気になってくるのが「ふすまの枠(ふすま縁)」と「引き手」。
ここからは、ふすま枠(ふすま縁)のアレンジにおすすめアイテムと、ふすまリメイクシートにおすすめの引き手をご紹介します。
枠(ふすま縁)のアレンジにおすすめアイテム
その1|窓枠用リメイクシート
シールタイプなのでお手軽に施工でき、ふすまリメイクシートにぴったりな木目柄のデザインを選べるのがポイント。
強粘着でしっかりと貼れ、巾10cmのタイプは、枠(ふすま縁)のアレンジにもちょうど良いサイズになっています。
※枠(ふすま縁)の原状回復を希望する場合は、マスキングテープで覆ってから窓枠用リメイクシートを貼ってください。
その2|水性ペンキ
ふすまリメイクシートにおすすめの引き手
ふすまリメイクシートのデザインに合わせやすいのは、ふすまをモダンな印象にしてくれる無垢やダーク系の木目調の引き手です。
枠と同じペンキを塗ってアレンジすると、さらに統一感がアップ!
引き手をペイントする際は、プライマーで下地処理をするとペンキの塗膜がはがれにくくなります。
丸型の引き手
スクエア型の引き手
ふすまリメイクシートデザイン一覧
ふすまリメイクシート、全12のデザインをご紹介!
各デザイン新たに、天袋タイプも新登場!
それぞれのデザインに合わせた枠のアレンジアイテムも合わせてチェック!
- デザイン一覧のふすまリメイクシートは、Mサイズの商品ページにリンクしています。「カットサンプル・サイズ違いの商品」より、Lサイズ・サンプル・天袋リメイクシートをご確認いただけます。
- ご購入前にサンプルで実際の質感や色味をチェックするのがおすすめです。
Bamboo(バンブー)
北欧インテリアやアジアンテイストにも合わせやすいBamboo(バンブー)のデザイン。
使い勝手の良い3つの色展開からお選びいただけます。
Louver(ルーバー)
インテリアのジャンルを問わずシンプルで使いやすいLouver(ルーバー)。
ベーシックなカラーと流行りのニュアンスカラー、6つの展開からお選びいただけます。
天袋も一緒にリメイク!
天袋(てんぶくろ)とは、天井に近いところに設けられている収納棚のことです。
ふすまの上部に設けられていることが多く、ふすまと同じデザインでリメイクしたい!というご要望が届いていました。
この度、そんなお声お応えしてふすまリメイクシートの全デザインに天袋タイプが登場!
幅100cm、高さ60cmサイズで、一般的な大きさの天袋をリメイクできます。
もちろん同じサイズ感の地袋(じぶくろ)にも使用OK!
※地袋=床に近いところに設けられている収納棚のこと。
ふすまリメイクシート商品ページ内「カットサンプル・サイズ違いの商品」より、天袋タイプの商品ページを確認できます。
天袋タイプのデザイン一覧は、下のボタンよりチェック!
ご購入前におすすめのサンプル
各商品ページの画像では実際の商品の色味や質感をお伝えできるよう努めていますが、撮影状況、お使いのスマートフォンやパソコンのディスプレイにより誤差が生じる場合があります。
ご購入前に、サンプルで実物をご確認いただくのがおすすめです!
各商品ページ内「この商品のサンプルはこちら」「カットサンプル・タイプ違いの商品」等よりサンプルをご注文いただけます。
おすすめの品番以外もチェックしたい場合は以下のボタンからお探しください!
ふすまリメイクシートの貼り方
使用する道具
必要なのはたった3つの道具のみ。
手順
※注意1※
ふすまリメイクシートを貼るときの注意
影の向きを確認して、上から光が当たっているような向きで施工してください。
※注意2※
ふすまリメイクシートをカットするときの注意
アイデアいろいろ!ふすまのアレンジ
和室を洋風にアレンジする過程で、イメージの合わない「ふすま」の存在に頭を悩ませている人は多いはず。
1枚の大判シートで、手軽にふすまのイメージをガラリと変えることができる「ふすまリメイクシート」は、手軽に和室をアレンジしたい人にとって心強いアイテムです。
ワンランク上を目指す和室のDIYに、お役立てください。
ふすまのアレンジ関連記事
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