公開日:2023.11.22
例えば、
やっと実現した一人暮らしのワンルーム。
家族やペットと過ごすリビング。
独立して立ち上げたカフェ。
自分の大切な場所を、自らの手で彩る人がいます。
そんな暮らしのワンシーンをご紹介する「壁紙と私」。
今回ご紹介するのは、壁紙屋本舗のスタッフ・なかおさんが暮らすリビングの一角。
住人とお部屋の紹介
住人プロフィール
名前:なかお 職業:株式会社フィル(壁紙屋本舗)EC事業部 マイブーム:お笑い番組で思いっきり笑う(我が家の笑いの供給源) |
お部屋の情報
住まい:賃貸マンション
築年数:築7年
間取り:1LDK
入居年:2020年
同居者:夫
壁紙を貼ろうと思ったきっかけは何ですか?
3年前に、結婚を機に現在の家に引っ越しました。
それまではワンルームで一人暮らしをしており、自分の好みだけで壁紙を選んで貼っていましたが、新居ではある程度主人にも相談して決めることにしました。
「可愛らしい柄はちょっと・・・」というくらいであまり強い要望はなかったので、私が決めていたシリーズの中から候補を提案したんです。
なぜその壁紙や床材を選んだのですか?
理由は大きく2つあります。
1つは、壁紙屋本舗のオリジナル壁紙 Hattan(ハッタン)とNLXL(※)がコラボすることが決まったとき、この柄を見た瞬間に一目惚れしたこと。
2011年のICFFで壁紙部門エディターズ賞を受賞したSCRAPWOOD WALLPAPERをはじめ、Brooklyn Tins、Concrete Wallpaper、Remixed Wallpaperなど2010年の登場より常に壁紙業界をイノベートし続けるNLXL社。「オランダ(NetherLands)」で「XL」サイズの企業、すなわち「小さな巨人」という思いが込められたブランド名の由来通り、今や壁紙業界で誰もが知るブランドです。
もう1つは、家の環境が関係しています。
結婚しても約10年暮らした住み慣れた土地から離れたくない…と、近場で新居を探していたところ、徒歩5分圏内に良さそうな物件を発見しました。
駅近で立地最高!と、内見せずに入居を即決したのですが、バルコニーの側にそびえ立つ建物に光が遮られて抜群に日当りの悪い部屋だったんです。
そのせいで日中でも電気をつけないと少し薄暗い雰囲気。
天気の悪い日は1日中夜みたいなんですよ(笑)
本来は明るい雰囲気のインテリアが好きなんですが、無理に部屋の中を明るくするのはしっくりこず、思い切ってその薄暗い雰囲気を生かすのもアリかな…と思っていたタイミングで出会えたというのも大きなきっかけになりました。
ー 隣合うドアの面の壁紙も一緒に選んで貼ったのですか?
先にNLXLの壁紙を貼ったところ隣の壁の真っ白さが気になり始め、この壁にも貼ることにしました。
ちょうどその頃に新しく進めていた壁紙プロジェクトの中に合いそうな色の壁紙を見つけ、ついシリーズに組み込んでしまったのがこのキャメル色の壁紙です。
織物調の壁紙なのですが、近くで見ると縦のラインが強調されていて、温かみのある色合いの中でもすっきりとした印象になっていると思います。
床にはクッションフロアを敷いています。
これ、他の木目のデザインに比べてエンボス(表面の凹凸)がすごいんです!
クッションフロア特有の表面のテカリも少し抑えられている印象で、何せリアルに見えます。
実際に見比べてもらいたいくらいです!
このシーンの一番のお気に入りポイントを教えてください。
やっぱり、一番気に入っているのはNLXLの壁紙です。
インパクトのある柄でも、壁紙の貼ってある環境にはすぐ慣れてしまうので意図して眺めたりすることはないのですが、例えば夜テレビを消して真っ暗になったとき、ふとこの壁紙が目に入ると少しにんまりしてしまいますね。
あと、Hattanならではの布っぽい質感が柄のビンテージな雰囲気とぴったりで気に入っています。
今後は、ところどころ目に付く白い壁や巾木が気になっているので、全体のトーンを合わせていく予定です。
実は浴室の壁面にもシール壁紙を貼り始めていて、ゆっくり気ままに時間を見つけて進めていこうと思っています。
アイテム紹介
壁紙
施工メモ
破れにくい壁紙は、「のりなしタイプ」をはがせる壁紙用のり ポテグルで施工しています。
床材
施工メモ
クッションフロアははがせる両面テープで施工しています。