裏紙をはがして貼るだけで手軽に施工できるはがせるシール壁紙なら、今あるビニール壁紙の上からきれいに貼ってはがすことができます。
のりを作ったり手についたりする煩わしさもないため、初心者にも人気の施工方法です。
こちらの記事では、はがせるシール壁紙の下地に関する注意事項や必要量の計算方法なども含め、詳しい貼り方の手順をご紹介します。
すぐに動画で貼り方をチェックしたい、という人はこちらから!
壁紙を貼る前に!施工の前の確認事項
- 下地が汚れ防止や撥水など、表面にコーティングを施された機能性壁紙の場合、うまく貼りつかない場合があります。
- 素材の状態によって、はがす際に下地を傷めたり、のり残りしたりする場合があります。 目立たないところで試してから施工してください。
- 平滑で表面がしっかりした壁面への施工をおすすめします。
どのくらい必要?必要量の計算方法
はがせるフリース壁紙のサイズは、幅49cm、長さは250cm/300cmの2パターン。
1パネル単位で必要な枚数ご購入いただけます。
施工したい壁の幅(cm)を計り、フリース壁紙の幅(49cm)で割った数字が必要パネル数。
小数点以下は切り上げたパネル数でご注文ください。
※同じ畳数でもお部屋によってサイズが異なります。実際に施工する壁のサイズを採寸して必要パネル数をご確認ください。
はがせるシール壁紙(フリース)の貼り方
用意するもの
貼り方
貼り方の手順をご紹介します。
動画でチェックしたい方はこちらから!(※Youtubeに移動します)
- 壁紙を切り取り線に沿って切り分けます。パネルの番号も切り取らずに置いておきます。
- <↑↑ TOP ↑↑>の横に書かれているパネルの連番が順にそろっているか確認します。
- 裏紙を少し剥がし壁紙を壁の左端から貼ります。
<↑↑ TOP ↑↑>を上に貼り、上下に余分を作っておきます。
- 裏紙をはがしながら貼っていきます。
- スムーサーで全体の空気を抜きながら貼ります。
- 上の余分をスムーサーでクセ付けします。
- スムーサーをガイドにしてカッターで余分を切り落とします。
- 下の余分もカットします。
- 壁紙の端を合わせながら2枚目を貼ります。柄がある場合は合わせてください。壁紙の伸縮でつなぎ目(ジョイント)部分に隙間ができないよう、0.5mm程度重ねる気持ちで貼ります。
- つなぎ目にジョイントローラーをかけてしっかり押さえます。
- 3枚目以降も同様に貼っていきます。
完成!!
使用品番:はがせるシール壁紙 モノトーンリブウッド スモークウッド
施工に関する補足
継ぎ目に起こる「目隙き」について
施工後、壁紙の収縮により継ぎ目(壁紙のつなぎ目)に0.1~0.2mm程度の隙間ができる場合があります。
この現象を「目隙き」といいます。
特に、白系の下地に色の濃い壁紙や無地の壁紙を貼った場合は目隙きが目立ちやすいため、継ぎ目を寄せ気味に施工することをおすすめします。
シールタイプのフリース壁紙におすすめの補修や補強
シールタイプのフリース壁紙がはがれてきたときや接着を補強したいときは、はがせる壁紙用ののり(ポテグル)がおすすめです。
はがれてきた部分や補強したい部分の下地に直接のりを塗り、壁紙を貼り直してください。
細かい部分への塗布には刷毛、広い面積への塗布にはローラーバケがおすすめです。
はがせるシール壁紙のはがし方
- 壁紙の端からゆっくりとはがします。
- 壁にのりが残った場合は薄めた中性洗剤でふき取ります。
好きなインテリアテイスト別・5つのおすすめ壁紙ブランド
お部屋の家具のテイスト、好きなインテリアの雰囲気に合わせて選べる、はがせるシール壁紙の5つのブランドをご紹介!