お手持ちの写真で壁紙をつくれるオーダーメイド壁紙。
コンパクトな幅で丈夫なフリース壁紙なので、今あるビニール壁紙の上からきれいに貼って、はがすことができます。
こちらの記事では、はがせるフリース壁紙の特徴や、はがせるのりで貼る手順などをご紹介します。
はがせるフリース壁紙のおすすめポイント
POINT 01:丈夫で貼りやすい
合成繊維が絡み合う素材(フリース)は丈夫で破れにくく初心者でも扱いやすい壁紙です。
壁紙の幅は49cm。一般的な国産壁紙(約92cm)や輸入壁紙(約53cm)よりもさらにコンパクトなサイズで貼りやすさがアップしました。
POINT 02:賃貸OK!きれいに貼ってはがしやすい
一般的なビニール壁紙の上から貼れる壁紙用のり(ポテグル)で貼れば、きれいに貼ってはがしやすいので賃貸でも壁紙DIYに挑戦できます。
はがせるのりは微妙な位置調整がしやすく、シール壁紙より貼りやすいと感じる人も多い施工方法。初めての壁紙チャレンジにも最適です。
壁紙の状態によっては表面を傷めてしまう場合があるのでご注意ください。
POINT 03:マットな質感
表面はさらっとした手触りで、マットな質感。
ビニール素材ではないため、嫌なテカリやビニール特有の臭いもありません。
POINT 04:環境負荷を抑える取り組み
いただいたご注文分だけ生産する「受注生産」で製造するため、過剰な在庫をせず廃棄ロスを削減することができます。
壁紙の素材やインクには、塩ビ樹脂(PVC)・可塑剤を一切使用していません。
インクは食品パッケージにも採用されている安全性の高いもので、グリーンエネルギーを用いたカーボンニュートラルな工程で製造されています。
壁紙を貼る前に!施工の前の確認事項
- 下地が汚れ防止や撥水など、表面にコーティングを施された機能性壁紙の場合、うまく貼りつかない場合があります。
- 素材の状態によって、はがす際に下地を傷めたり、のり残りしたりする場合があります。 目立たないところで試してから施工してください。
- 平滑で表面がしっかりした壁面への施工をおすすめします。
オーダーサイズについて
幅90cm~600cm × 高さ125cm~330cmの範囲内で自由なサイズで製作可能です。
※ご注文の際は、施工時の切りしろとして縦横10cmずつ足したサイズでご注文をおすすめします。
切りしろは施工時のズレや壁のサイズの微妙な誤差に対応するためです。
※このサイズ以外で製作ご希望の場合はお問い合わせください。
割付について
幅約49cmに分割してのお届けとなります。
幅49cm以下になる部分には余白がつきます。
※最後の印刷部分が5cm以下だと施工が難しくなります。
少し大きめにオーダーするのをおすすめします。
はがせるフリース壁紙の貼り方(はがせるのりで貼る方法)
用意するもの
貼り方
- 規定量の水と粉のりを測ってのりを作ります。適正な濃度ののりできれいに貼ることができます。ダマにならないように水をかき混ぜながら粉のりを入れます。
- とろみがでるまでよくかき混ぜます。
- 壁紙を切り取り線に沿って切り分けます。パネルの番号も切り取らずに置いておきます。
- <↑↑ TOP ↑↑>の横に書かれているパネルの連番が順にそろっているか確認します。
- 壁紙の幅よりも広めにのりを塗ります。コーナー部分などローラーバケで塗りづらい所は刷毛で塗ります。
- 壁紙を壁の左端から貼ります。
<↑↑ TOP ↑↑>を上に貼り、上下に余分を作っておきます。
- スムーサーで全体の空気を抜きながら貼ります。
- 上の余分をスムーサーでクセ付けします。
- スムーサーをガイドにしてカッターで余分を切り落とします。
- 下の余分もカットします。
- 壁にのりを塗り、2枚目の壁紙を貼ります。端の部分をしっかりのり付けできるよう、1枚目の壁紙の端を少しめくってのりを塗り足します。
- 壁紙の端を合わせながら2枚目を貼ります。柄がある場合は合わせてください。乾燥後の伸縮でつなぎ目(ジョイント)部分に隙間ができないよう、0.5mm程度重ねる気持ちで貼ります。
- つなぎ目にジョイントローラーをかけてしっかり押さえます。
- 3枚目以降も同様に貼っていきます。
- 壁紙の表面や天井などについたのりは、水で絞ったスポンジなどで拭き取ります。
完成!!
使用品番:はがせるフリース壁紙 モノトーンリブウッド スモークウッド
目隙対策に|和紙テープの入れ方
のりの水分を含んだ壁紙が乾燥するときに若干縮みが起きるため、壁紙のつなぎ目(ジョイント)部分に0.5mm程度の隙間が空く場合があります。
和紙テープをつなぎ目部分に入れることで隙間(目隙)を軽減できます。
特に目隙が目立ちやすい濃い色や無地のデザインは、和紙テープの使用をおすすめします。
- 2枚目の壁紙を貼った直後、のりが乾く前に片側の壁紙を開きます。
- 和紙テープの中心がつなぎ目の真下にくるように貼り付けます。
- 開いた壁紙を元に戻します。
- 和紙テープにのり面が触れないように、反対側の壁紙を開きます。
- 和紙テープを下地に貼り付け、開いた壁紙を元に戻します。
- つなぎ目を圧着します。
3枚目以降も同様の手順で行います。
はがせるフリース壁紙のはがし方
- 壁紙の端からゆっくりとはがします。
- 壁に少し残ったのりを水拭きします。
- きれいにはがした壁紙は、再度使用することができます。