壁紙を貼る前に!下地処理の方法 ベニヤ板・木下地の場合

2024.10.02
壁紙を貼る前に!下地処理の方法 ベニヤ板・木下地の場合

ベニヤや木下地は、現在も多く内装資材として使用されています。
吸水性のある下地なので基本特別な下地処理は不用ですが、
ベニヤや木下地に凹凸、段差、つなぎ目などがある場合は、しっかりと下地処理を行いましょう。

基本道具は「パテ」「ヤスリ」
パテを練ったときのポイントは”歯磨き粉くらいの硬さ”です!
大きな穴や割れがある場合は「リペアプレート」がおすすめ。
また、ベニヤの種類によっては問題の”アク”対策をご紹介。

少しの手間で仕上がりの美しさが劇的に変わります。
ベニヤ・木下地の下地処理ポイントをおさえて、壁紙を美しく楽しみましょう。

ベニヤ板・木下地の場合

凹凸の無いベニヤ板や木下地の場合、そのまま壁紙を貼っていただけます。

下地の状態によりのり付き壁紙が接着しない場合もありますので、サンプルで貼れるかどうかお試しいただいてからの施工をおススメいたします。

※施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取ってください。

ベニヤ・木下地のポイント

ベニヤにも種類があり、アクが出やすいものもございます。
一度染み出してしまうと中々やっかいなアク。
特に赤みの強い「ラワンベニヤ」はアクを出しやすい素材です。
ご心配の方に強い味方!
シーラー画像

シーラーを塗ってからパテ処理を行うと、
下地が補強され、アクの染み出しもしっかりガード。
※シーラーが完全に乾ききってからパテ処理を行ってください。

もっときれいに仕上げるには

つなぎ目や、クギ頭(ビス頭)などの、凹凸や段差がある場合は以下の下地処理を行ってから、壁紙を貼ってください。

使用するもの

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下地処理の方法

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  1. ワイドパテを要らない壁紙などの上に出します。
  2. 水で練ってパテを作ります。


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  1. パテ処理をして、壁を平らにしてください。
  2. パテが乾燥したら、紙やすりをあてて、平滑な面を作ります。
    まだ、段差がある場合は「パテを塗ってヤスリがけ」を繰り返します。
    広い面をやすり掛けしたいときには持ち手をつけると便利です。
    持ち手はこちら>>


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  1. 平滑な面ができましたら、パテの粉を取り除き、生のり付き壁紙を貼ります。

※下地に大きな穴や割れがある場合はリペアシートを使用して下さい。


生のり付き壁紙の貼り方 柄物編

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