【壁紙と私】SNS撮影の背景を壁紙とペンキで80年代映画のように｜はる。さん篇

公開日：2025.07.25

例えば、
やっと実現した一人暮らしのワンルーム。
家族やペットと過ごすリビング。
独立して立ち上げたカフェ。

自分の大切な場所を、自らの手で彩る人がいます。
そんな暮らしのワンシーンをご紹介する「壁紙と私」。

今回ご紹介するのは、シニアファッショニスタとしてSNSで光を放つ、はる。さんのお部屋。
1970年代〜1980年代の映画のインテリアを意識してDIYしたというカラフルなお部屋の背景が、より一層、はる。さんのファッションを際立たせています。

住人とお部屋の紹介
壁紙やペンキでお部屋をDIYしようと思ったきっかけは何ですか？
なぜその壁紙やペンキを選んだのですか？
そのほかにDIYのエピソードはありますか？
アイテム紹介

住人とお部屋の紹介

住人プロフィール

名前：はる。
職業：シニアファッショニスタの書店員
Instagram（@rarara_narara）
自己紹介：漫画とお酒と猫を愛する書店員、歩くパワースポット
マイブーム：筋トレ

お部屋の情報

住まい：戸建て
築年数：築27年
間取り：4LDK（+庭にアトリエ）
同居者：夫と娘2人、猫2匹（ハナマル♀、パッくん♂）

壁紙やペンキでお部屋をDIYしようと思ったきっかけは何ですか？

27年前、静かな環境で子育てをしようと関西の郊外に家を建てました。現在は長男が独立し、夫と娘2人、猫2匹で暮らしています。
家族が全員クリエイター系の仕事をしているのですが、それぞれに個室のある環境がいいですね。大好きなアメリカ村や古着屋さんがある大阪市内に出やすい立地も気に入っています。

何歳になっても、もっと自由に好きな服を着てハッピーになろう！
そんなことを発信したくてInstagramを始めたのが、2019年。

もともと漫画が大好きで、子育てがひと段落した頃、近所に本屋さんができたのをきっかけに書店員の仕事を始めました。
「歳を重ねたらこんな服を着ましょう」みたいな本をたくさん見かけたのですが、どれも自分にはピンとこなくて、きっと私みたいに感じている同世代ってほかにもいるんじゃないか？と思ったのが、Instagramを始めたきっかけです。

自分の部屋でファッションの撮影をするにあたり「白い壁が背景では面白くない！」と思い、壁紙やペンキを使ってDIYすることにしました。

壁紙屋本舗さんは、長女が先に部屋の壁をペンキ（【108】オーロラグリーン、【105】プリンセスケーキ）で塗る際にサンプルを取り寄せていたことで知りました。

Instagramを始めた頃は、その娘の部屋で撮影していたのですが、しばらくして自分の部屋にも真っ赤なペンキ（【077】ムーラン・ルージュ）を塗りました。

ドアにはレトロな柄のシール壁紙（FKVT-D0）を貼って、近年はこのスペースでのファッションの撮影が定番になっています。

はる。さんのInstagram投稿画面（スクリーンショット）

なぜその壁紙やペンキを選んだのですか？

私は1970年代〜1980年代の映画が好きで、そこに出てくるインテリアのようにできたらいいなと思っていました。

部屋の壁紙やペンキは、「シャイニング（1980年公開）」という映画の舞台になった「オーバールック・ホテル」のイメージで選びました。

壁紙の柄（FKVT-D0）はすぐに決まったのですが、赤いペンキ（【077】ムーラン・ルージュ）はかなり悩んで、何色かサンプルを取り寄せましたね。

ドアを取り外して壁紙を貼るときは夫にも手伝ってもらいましたが、壁のペンキは全部一人で塗りました。
趣味の似ている長女にはインテリアについて相談することもありますが、家族は基本「楽しそうねぇ〜」という感じで見守ってくれています（笑）

ドアに貼る壁紙をシール壁紙にしたのは、素人でも貼りやすく、修正もたやすそうに感じたからです。
実際にとても貼りやすく、ドア枠やそばのスイッチカバーにも同じ柄の壁紙を貼ってアレンジしてみました。

普通の壁紙より、猫の引っ掻き傷が付きにくい点も気に入っています。
ドアの壁紙を貼った後に70年代ぽい家具が欲しくなり、カリモクのチェアを買いました。

ドア横のシェルフも、もともとは無垢のパイン材だったのですが、部屋のイメージに合うようにホームセンターで買ったペンキでオレンジ色に塗りました。

民芸品やフィギュアやガチャガチャなど好きなものをたくさん置いて、部屋のインテリアはカオスですねー！
「自己満足」なところが大きいですが、すっきりしたインテリアよりも好きなモノをあちこちに置いておくのが好きなんです。
就寝前に、部屋のベットの上で猫とゴロゴロするのが至福の時間です。