珪砂入り漆喰＆漆喰専用蜜蝋ワックスの塗り方

• 粗めの素材

珪砂を混ぜ込んでいるので、難しいコテの技術を使わなくてもざらりとした質感に仕上がります。
コテ跡を少し粗めに残せば、ROCK STUCCOはコンクリートやモルタルの雰囲気に、ウォールプロヴァンスは南欧の雰囲気に。

• フランス・セニデコ社×壁紙屋本舗
  オリジナルカラー

ベースとなる漆喰は、南仏プロヴァンス地方に本社を構え、約140年の歴史を誇るセニデコ社製。
カラーリングは壁紙屋本舗が吟味を重ね、生み出したオリジナルカラーで展開。
実際の色味を見比べられる実物サンプルもご用意しています。

• 練済みだから届いたらすぐ使える

粉末を水で練ってから使う事が多い漆喰ですが、この商品はすでに練ってあるので届いてからすぐにお使いいただけます。
嫌なにおいも少なく、手についても水で洗えばすぐに落ちます。

• 調湿効果

漆喰は「呼吸する塗材」と言われています。
原料である石灰石から生み出された消石灰（強アルカリ性）が二酸化炭素を吸収し、さらに多孔質という素材の特性から吸放湿性があり、室内の調湿効果が生まれます。

• 静電気防止・消臭効果

空気清浄機能でトイレや玄関の悪臭、ペットの臭いなどを軽減し、静電気により発生するカビの胞子や細かなホコリなどの空中浮遊が抑制されるため、お部屋の空気を清潔に保ちます。

1. 床が汚れないようにコロナマスカーで養生します。

1. 天井もマスキングテープでカバーします。

1. 砂壁に漆喰を塗る場合は、下地用シーラーを塗ります。
   
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1. パテ板に漆喰を取ります。

1. 漆喰を壁に向かって前へ押し出しながらコテですくいます。
   
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1. 壁につけ、軽く伸ばします。壁の上から塗り始めて、下の方に向かって塗り広げます。1～2mmの厚みで1回塗りが基本です。

• ビニール壁紙

そのままで塗れます。
※汚れ防止壁紙や、表面がつるつるした壁紙の場合はうまく塗れません。機能性でない壁紙に張り替えてから塗ってください。

• ベニヤ

アク止めシーラーを塗り、乾かしてから塗れます。

• ペンキ壁

下地用シーラーを塗り、乾かしてから塗れます。

• モルタル

アク止めシーラーを塗り、乾かしてから塗れます。

• 石膏ボード

そのまま塗れます。
※繋ぎ目部分の凹凸はファイバーテープを貼り、パテで平滑にしてください。

• 砂壁

下地用シーラーを塗り、乾かしてから塗れます。

※アクが出てきた場合は、アク止めシーラーの併用が必要です。
※砂壁がボロボロと簡単に剥がれ落ちる場合は、ヘラなどで表面を搔き落とす必要があります。

• 繊維壁

カベ落とし後、施工できます。
表面を霧吹きなどで湿らせ、やわらかくしヘラなどで表面を落とします。

• 天然素材の蜜蝋で作られたワックス

蜜蝋(みつろう)とは、羽化後12～20日の働き蜂のロウ分泌腺から分泌された物質によって作られたミツバチの巣を集めて精製したものです。
近年では住宅用集成材から出るホルムアルデヒドを防止するワックスとして注目を集めています。

• インダストリアルな仕上がりに

グレータイプのワックスをROCK STUCCOの上から塗りこめば、さらに年月を経たコンクリート風の仕上がりに。
そのまま漆喰に塗ってムラ感を出したり、クリアタイプをベースに使えばムラを抑えたナチュラルな深みが出ます。

• 撥水＆調湿効果(選択透過性)

ミツバチの巣は雨のように分子の大きなものは通さず、汚れを浸透させません。（撥水効果）
しかし水蒸気のような分子の小さなものは通し、漆喰の呼吸を妨げない性質を持っています。（調湿効果）
ワックスを塗った上からであれば、乾いた布や中性洗剤を含んだ布で拭くだけで簡単にお手入れができます。

※ワックス効果を持続させる為に、3年に1回程度塗り直しを推奨しています。

• 紫外線防止効果

ワックスのコーティングにより、黄ばみや劣化の原因となる室内での太陽光や電灯からの紫外線の反射を和らげ、色落ち、色焼けがしにくい壁材を作ります。

• 静電気防止効果

孔径が微細で均一なため誘電率が低く、静電気が発生しにくくなります。
そのため、ホコリやタバコのヤニも付きにくくなり、汚れ防止、劣化防止などにも効果を発揮します。

1. 完全に乾いた漆喰の上にワックスを塗ります。

1. ワックスをよくかき混ぜ、バケットなどの容器に移してローラーで薄く均一に塗っていきます。

1. 細かい部分はハケで塗り、スポンジでハケ目を消してください。

1. ワックスが乾かないうちにスポンジまたはウエスで、溜まりすぎたワックスと塗りムラをポンポンと叩きながら消していきます。

1. 12時間以上乾かして完成。

1. 完全に乾いた漆喰の上にまずクリアタイプを塗り、4時間以上乾燥させます。

1. 次にグレータイプをローラーで薄く均一に塗っていきます。

1. 細かい部分はハケで塗り、スポンジでハケ目を消してください。

1. ワックスが乾かないうちにスポンジまたはウエスで、溜まりすぎたワックスと塗りムラをポンポンと叩きながら消していきます。

1. 凹凸感を出したい部分はコテでさらに余分を削ぐように擦ります。

1. 12時間以上乾かして完成。