最近ハマっていること
物件情報サイトを巡るのがけっこう好きです。自分の家とは違った間取り図や室内写真を見るって、なんだかワクワクしませんか?
こんな家住みたいな~はもちろん、『どんな構造?!』と驚き物件があったりと、見ていて飽きません。(関西ローカル話ですが、土曜はダメよの小枝不動産はできるだけチェックして楽しんでいるタイプです)
なによりこれからの時期、新生活シーズン突入と相まってテレビからバンバン大手物件情報サイトのCMが流れるので、手が空いた時はついつい物件サーフィン。引っ越し予定があれば、賃料や主要沿線など条件を絞りに絞って検索しますが、いまはまだ予定がないので検索条件はゆるゆるに、幅広く物件をネット内覧しています。
なにごともやってみることって大事
昔は、壁や床の見栄えも物件を決める上で重要なポイントでした。壁がダサい、床がダサい(失礼)とスルーしていた物件も、壁紙や床の張替えを経験した今、多少気に入らなくても自分で出来るという自信が物件探しの間口を広くしてくれたように思います。
ちなみに、最近よくチェックしている物件ワードは「借家」「リノベーション済み」。
『壁紙貼れるのにリノベーション済み探すんかい!』と突っ込みたくなる気持ち、よく分かります。後ほど説明致しますのでしばしうちに秘められたし。
物件探しの旅
- キーワード1:借家
むかしむかし、京都時代に友人と一軒家をシェアハウスしていました。良いように言えば町屋、客観視すれば長屋という酒蔵を改装した不思議な作りの二階建て。
古くて隙間風も多く、冬は上着を常に羽織り、吐く息は室内なのにピュアホワイト。夏は無許可で立ち入るMUSHIさん達とのバトルや年代物エアコンによる電気代の高騰など、大変だった部分も多々ありますが、手に馴染む木製の手すりだとか、色褪せたキッチンのタイルや壁、ダイニングの高い天井から伸びる古びた電気の傘。なんだかんだ温もりと味わいのあるお家でした。
そんな思ひでに浸りつつ、家賃や広さを相対的にみた結果、また住んでみるのも良いなあ…となったのが第一の「借家」ワードです。(借家はペット可が多いというのも注目ポイント)
古い家っておもしろい。
- キーワード2:リノベーション済み
大阪の借家でみてみると築99年以上と、もはや築年数のカウントを放棄されたレジェンド物件もちらほら見掛けます。
この現代に土間!おそらくリビング・ダイニングになる部分には謎にそびえたつ柱!(建築上必要なのでしょう)ドラえもんもスヤスヤ眠れそうな深すぎる押し入れ収納!お風呂やトイレは20周ぐらい回って斬新…いや、レトロ可愛いともいえるタイル張り!
しかし古い物件特有の問題が水回り。
どこか回して沸かすんですか??タイプの風呂横にあるBOXや、和式をどうにかしよう!とした謎のトイレルーム。どうしてそこに…?と佇む洗面台など曲がりなりにも女の端くれ、水回りはもう少し現代寄りにしたい。
しかし壁紙や床は張れても、水回りの工事はさすがにできない。そこで登場するのが「リノベーション済み」ワードなんです。
築50年以上になるとフルリノベーションしているところも多く、水回りもキレイ。しかし建具や柱の歴史を刻んできた味わいは残されてたりする。外観はとんでもないのに(失礼2)屋内は新しさと古さが入り混じる素敵空間という、なんたるギャップ萌が味わえるのです。
そんなときは隠れた名店を発見したような気持ちになります。実際に足を運んで内覧いるわけではないので気兼ねなく次の旅に出られますし、いつかあんな家に住もう!という頑張る気力にもなる。これだからネットで物件探しの旅は楽しいのです。
新築やセキュリティ面、駅近なんかが重視されがちですが、ひっそりと隠れたギャップ萌え物件、ぜひ探してみてください。思いがけず新たな扉が開けるかもしれませんよ。
住まいをウッド系・古民家風にできるアイテム
最後に、今の住まいをぬくもりあるウッド系・古民家風にできるアイテムをご紹介。
- 国産壁紙ヴィンテージウッド人気柄
- 輸入壁紙おすすめヴィンテージウッド
一人暮らしを始めて早や十ウン年。
彼氏も長らくできず、シングルマエストロの称号を得られるのももう間もなく(そんな称号はない)
将来を見据え、一人と一匹でのんびり暮らせる良い物件を日々探索中。