ふすまに壁紙を貼る際、まず大事なのが「ふすまの種類」です。
ふすまには大きく分けて4種類。
木素材でできた「本ふすま」「戸(板)ふすま」、軽量素材でできた「ダンボールふすま」「発泡ふすま」が挙げられます。
ふすまの種類により壁紙を貼る施工方法が変わるので、まずはふすまの見極めからスタートしましょう。
あとは好きな壁紙を選ぶだけ!
お家のふすまに合った貼り方で、楽しくリフォームしましょう。
ふすまの種類を見分けよう
本ふすま
表面を触って押さえると、障子の桟と同じような中子骨が手触りで感じられます。
戸ふすま
重くしっかりしています。
表面をたたくと木の音がします。
ダンボールふすま、発泡スチロールふすま
持ち上げるととても軽く、たたくと鈍い音がします。
引手は釘で打ってないことが多いです。
両面テープで貼る?のりで貼る?
【両面テープ】はふすまの種類に関わらず貼れますが、貼り方に少しコツがいります。
【のり】は短い時間で貼れて綺麗に仕上がりますが、ふすまの種類によっては使えません。
※1・・・本ふすまにのりで貼る時は、「ふすまの両面」に貼ってください。片面だけに貼ると、ふすまが反ってくる場合があります。
※2・・・段ボールふすまと、発泡スチロールふすまは、芯材が弱いためのりの乾燥時に発生する壁紙の縮みでふすまが反ってくる場合があります。
国産壁紙?輸入壁紙?
ふすまに貼るのにおすすめなのは、国産壁紙です。
一般的なふすまの幅が約90cmで国産壁紙の幅は約92cmのため、1幅で貼ることができます。
セルフリフォーム初心者の方には、継ぎ目の出ない国産壁紙がおすすめです。
輸入壁紙は、巾が約52cmほどなので2巾をつなぎ合わせて貼る必要があるので作業が少し増えてしまいます。
しかし、国産壁紙にはない大胆な色や柄を選ぶことができます。