壁紙屋本舗に新しく置くだけウッドフロアタイルが新しく登場しました。
みなさんもうチェックしていただいたでしょうか?
クッションフロアに次いで人気のフロアタイル、実はデザインだけでなく様々なタイプがあるのです。「接着剤で貼るタイプ」「シールタイプ」「はめ込むタイプ」「置くだけタイプ」などなど。
タイプが違えば何が変わるのでしょうか。ちょいと気になりませんか?というかフロアタイルって何かしら。そんな疑問を解消できるように今回は私なりのフロアタイル分析を発表いたします!
フロアタイルの魅力
まずは共通するフロアタイルの魅力部分をさっくり解説。
なんてったって美しい見た目
床材の定番人気といえばフローリングを彷彿とさせる木目、ウッド柄です。
最近のフロアタイルはとっても進化しているので、パッと見て塩ビタイルとは思えないほど精巧な作りで高級感もあります。
フロアタイルは意匠性が高いとよく表現されますが、まさに日本の細かな技術と工夫がギュッ!と詰まっている感じがヒシヒシと伝わってきますね。
住宅用のクッションフロアでは味わえない木目の凹凸までしっかり表現されているフロアタイルは、無垢材のようなナチュラルテイストからエイジングウッド系まで、インテリアに合わせやすい木目柄が多種多様、バリエーション豊富に用意されています。
強いぞ!フロアタイル
次いで魅力的な部分は耐久性。
表面コートが施されているフロアタイルはクッションフロアに比べかなり耐久性が良く、一度敷いてしまえば数年は張り替えせずに済みます。もちろん土足対応のものがほとんどで汚れにも強い。
強度があるので地味に悩める家具を置いた時の凹みストレスはフリー!
フローリングに不可欠なワックスがけが不要のものもあり、長持ち&メンテナンス性という面ではコスパの良い商品と言えます。店舗や商業施設、オフィスなどによく使用されているのも納得。
最近では分譲マンションやデザイナーズなどもフロアタイルが使われている例をよく見かけますね。
できるぞ!アレンジ
思いのままに敷いてデザインパターンを作れるところもフロアタイルの魅力部分です。
木目柄は長方形が多いフロアタイル。ランダム貼り、ブロック貼り、流し貼り、ヘリンボーン貼り、パーケット貼りなどなど、お好みの貼り方で好きな床の模様が作れます。
1枚1枚貼っていくのは少し骨の折れる作業ですが、それもセルフリノベーションの醍醐味です。でき上がった時の感動と愛着はクッションフロア以上だと個人的には思います。
そんなこんなで手のかかる子ほど可愛いフロアタイル。続きましてタイプ別のポイントとオススメをご紹介。
タイプ別フロアタイル
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置くだけ!置き敷きできるフロアタイル
待望の置き敷きできるフロアタイルが登場しました!
まず、そもそもなぜフロアタイルは接着剤施工が主流かというと、素材の特性上気温の差や湿気などで伸縮が起きてしまい、目すきや突き上げ、膨れといった問題が起きてしまうのです。せっかく綺麗に敷いたのに、目地の隙間から下地が見えたりタイルが膨れてたりするのは美しくないし嫌ですよね。
ということで、問題となる伸縮を防ぐため接着剤でしっかり下地に固定することがフロアタイルには必要不可欠でした。
しかーし!置くだけで敷けるタイプは接着剤不要。なぜならばフロアタイルの下地層にガラス繊維層が使用され、問題となる伸縮を防ぐのです。そして厚みが5mmあるのもポイント。1枚1枚に自重があるため、どっしり下地部分に乗りかかり安定性を高めるのです。
原状回復はもちろんできますし、色違いのタイルやタイルカーペットとの組み合わせが楽しめたり、接着剤を使わないのでそのまま引っ越し先に持って行けたり、オフィスにある2重床(OAフロア)にも対応しているので、長く使えるアイテムです。
デメリットは…
- 製品クオリティが高いので、通常のフロアタイルに比べお値段が高め
- 厚さがあるのでドアの納まり(扉と床の段差)があまりない場合は引っかかってしまう
- 厚さがあるので力の弱い方は長手方向のカットが大変
などが挙げられます。
詳しい施工方法やポイント、デザインバリエーションは下記記事にてご紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください♪
コスパ良し!接着剤で貼るフロアタイル
接着剤を使って施工する元祖フロアタイルです。1ケース1万円以下で3平米以上施工できるものが多く、原状回復不要でお得に仕上げたい方、とくに広い面に施工をお考えの方におすすめです。
リーズナブルといっても侮ることなかれ、デザインバリエーションが豊富で厚みも2.5㎜~3㎜としっかりめ。1枚1枚面取り加工も施されているので、美しく仕上がります。デメリットは…
- 接着剤を使用するので原状回復ができない
- 置き敷きタイプやシールタイプに比べ施工に時間がかかってしまう
- 敷き方を間違えてコーナーに追い詰められ、乾くまで脱出できなくなってしまう
などが挙げられるでしょうか。
最後のデメリットはただのうっかりミスなので、しっかり施工方法を確認すれば問題ありませんね。
接着剤で貼るフロアタイルの施工方法は下記記事よりチェック!
お手軽!シールタイプのフロアタイル
裏面が既に粘着層になっているシールタイプは剥離紙を剥がして貼るだけ!
あまり手間をかけず施工したい方におすすめです。厚さ1.5mm〜2mmと薄いものが多く、クローゼットや扉まわり、バリアフリーの環境など余り段差を出したくない場所にも使いやすいのが特徴です。
デメリットは…
- 種類が少ない
- 強粘着のため原状回復できない
- 表面の加工が控えめで、他のフロアタイルよりリアルさに欠けることがある
などが挙げられます。
しかしシール式のお手軽さと手に入れやすい価格帯は、フロアタイル初めての方には挑戦しやすいアイテムです。
まずは部分的な、ちょっとしたスペースにいかがでしょうか♪
おわりに
一日一万歩、なんて言葉がありますが人と床は切っても切れない関係性。そして今や”映え”が第一の時代…壁はもちろん、床だって脇役から主役になり得るのです。丈夫で長持ち、見目麗しいフロアタイル、ぜひチャレンジしてみてください。
アイコンは生まれ変わった床にテンションが上がり、武〇士ダンサーが乗り移ったわたし。(完璧に決めれた!とその時は思っていましたが、まったく腰が上がっていない現実に絶望)