パンパスグラス、ご存じですか?
ふわふわとした花穂をつけた、2m~3m程にまで成長する大きなイネ科の植物で、ススキのような見た目から『お化けススキ』とも呼ばれています。
色素が抜けた白銀色の花穂はドライフラワーやスワッグの花材としても人気。
ラベンダー、グレビリアゴールド、ユーカリなどドライフラワーのメインとなる花材を引き立たせ、名わき役としても名高い植物です。
今回は、そんなパンパスグラスを筆頭に、ふんわりとした柔らかなテール系植物を合わせたインテリアのコーディネートをご紹介致します。
01:Dining Kitchen ー ダイニング・キッチン ー
ナチュラルテイストにほんのり懐かしさをスパイス
家族が集うダイニングやキッチンは、ナチュラルテイストでほっと落ち着く空間に。
床は少し遊び心を加えて斜め張りのウッドデザインに。トーンを抑えたグレイッシュシャビーな木目柄は主張しすぎず静かに馴染みます。
- 使用アイテム
02:Work Space ー ワークスペース ー
ラタン×ウッドで魅せるやわらかな空間
テレワークが主流になってくる時代。デスクまわりは美しく、自分らしく。
『ぱっと顔をあげた時、かわいい壁であってほしい』
ラタン編みとウッドパネルが組み合わされたデザインの輸入壁紙。不規則に並ぶパネルパターンは好きな位置で組み合わせられるのでオリジナリティ溢れる壁が作れます。(右壁)
もう一面はシンプルに。ほんのりとピンクがかったペンキ「落ち着いた時間」と組み合わせました。(正面壁)
ラタン編みとウッドパネルが組み合わされたデザインの輸入壁紙。不規則に並ぶパネルパターンは好きな位置で組み合わせられるのでオリジナリティ溢れる壁が作れます。(右壁)
もう一面はシンプルに。ほんのりとピンクがかったペンキ「落ち着いた時間」と組み合わせました。(正面壁)
「落ち着いた時間」の名の通り、フラットでマットな壁はスワッグや吊り下げたドライフラワーが良く映えます。
全体が甘くなりすぎないように、床は粗く削ったラフソーン仕上げ風のクッションフロアでぬくもりとインパクトをプラス。
- 使用アイテム
03:Bedroom ー ベッドルーム ー
プライベートルームの寝室はどんなお部屋にする?
インダストリアルだけじゃない。モルタル柄×タイルカーペットで作るナチュラルトーン。
一日の疲れを癒す寝室は、あまり色は使わずシック&シンプルに。
コンクリートやモルタルは冷たくCOOLな印象がありますが、ベージュカラーが入ったモルタル柄の壁紙で一気にナチュラルテイストへ。
全体のトーンをニュアンスカラーで合わせつつ、アートパネルでアクセントを加えます。
全体のトーンをニュアンスカラーで合わせつつ、アートパネルでアクセントを加えます。
- 使用アイテム
04:Entrance ー 玄関 ー
ニッチなスペースにも遊び心を
玄関や廊下の壁、テレビや飾り棚のうしろ、窓際のような見逃されがちなニッチなスペースにも遊び心を。
2色のペンキを塗り分けて作るツートンカラーの壁。
パンパスグラスの柔らかなイメージに合わせて、ペンキの境界線もふんわりグラデーションに。
乾く前にスポンジや布でポンポンと叩くだけで完成です。
パンパスグラスの柔らかなイメージに合わせて、ペンキの境界線もふんわりグラデーションに。
乾く前にスポンジや布でポンポンと叩くだけで完成です。
使用したペンキは草木染をイメージして作られたボタニカラーズから、「kunugi クヌギ」「kuwanoha クワノハ」の2色をセレクト。
植物が描かれたかわいいラベルデザインはインテリアの小物としてそのまま飾りたくなるほど。
植物が描かれたかわいいラベルデザインはインテリアの小物としてそのまま飾りたくなるほど。
今回はお気に入りのベンチを引き立たせるため、ベンチの少し上で色を変えてみました。
色の割合や塗り分けなど、自分次第でいろいろとアレンジが楽しめるのはペンキならではの醍醐味です。
色の割合や塗り分けなど、自分次第でいろいろとアレンジが楽しめるのはペンキならではの醍醐味です。
- 使用アイテム
パンパスグラスやドライフラワーだけでなく、みずみずしい生花や植物を部屋に飾ると、ふっと空気が色づく気がします。
植物に合うインテリアづくりというのも、またひとつ暮らしの楽しみ方ではないでしょうか。パンパスグラスインテリア、ぜひチャレンジしてみてください♪