【壁紙と私】ブラックの床材でワンルームをお店のように|スタッフ かわかつ篇

kttw06_1 壁紙と私

例えば、
やっと実現した一人暮らしのワンルーム。
家族やペットと過ごすリビング。
独立して立ち上げたカフェ。

自分の大切な場所を、自らの手で彩る人がいます。
そんな暮らしのワンシーンをご紹介する「壁紙と私」。

今回スポットをあてるのは、床のDIY
壁紙屋本舗のスタッフ・かわかつさんが暮らす、ワンルームの一角をご紹介。

 

住人とお部屋の紹介

住人プロフィール

名前:かわかつ
職業:株式会社フィル(壁紙屋本舗)企画デザイン部
マイブーム:登山⇒韓国料理⇒温泉をフルコースですること

若い世代に向けて壁紙の魅力を発信するために生まれたアカウント「WALLN(ウォルン)」を担当!
TikTok(@walln_kabegamiyahonpo)やInstagram(@walln_wallpaper)で配信中!

お部屋の情報

住まい:賃貸マンション
築年数:築20年
間取り: 1K(6.7畳)
入居年:2023年2月
同居者:一人暮らし

床材を敷こうと思ったきっかけは何ですか?

社会人生活が1年ほど経った昨年、通勤に片道2時間かかる環境を変えたくて、初めての一人暮らしを始めました。

もともと憧れていたエリアに的をしぼり、半年探して見つけた駅近の物件です。
飲みに行くのが好きなのですが、おいしいご飯屋さんが周りにたくさんあり、都会と下町のいいとこどりをしたような雰囲気が気に入っています。

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引っ越して1年ほど経ち、必要な物は大体そろいましたが、全身鏡だけがぽつんと置かれた微妙なコーナースペースをどうしようか悩んでいました。
ソファを置くには少し狭く、棚を置くほど収納したいものもなく、帰ったときに荷物を放り投げるスペースに。

そんな時に、来客用に折りたたみ式のクリアチェアを購入し、このスペースをアパレルショップや雑貨屋さんのディスプレイスペースのような空間にしようと思い立ちました。

グリーンや小物を置き、雰囲気も大きく変えたかったので、床に私が現在商品デザインを担当しているRoom No.0というブランドのクッションフロアを敷いてみることにしました。

 

なぜその床材を選んだのですか?

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ナチュラルなテイストの中に、コンクリートやシルバーなど無機質なものを混ぜたインテリアが好きで、スタイリッシュな印象になる「スクエアタイル」の柄は、制作したデザインの中でも推しの一つでした。

クリアチェアやグリーンとも相性がよく、部屋の一角に敷くことでよりお店のような雰囲気に近づいたと思います。

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シールタイプの床材ですが、私は貼らずにそのまま敷いて使っています。上にものを置くと、浮いたりずれたりすることもなく、すぐに移動もできるので手軽に使いたい場合はおすすめです。

実はこの床材、素材が薄くて壁に貼ることもできるので、そのうち部屋のどこかで壁紙として使っているかもしれません。

 

このシーンのお気に入りポイントを教えてください。

床に敷いたクッションフロアは、スタイリッシュな見た目はもちろんですが、自分が担当したデザインであるということが一番のお気に入りポイントです。
自分が作ったものを家のインテリアとして使うことに、ちょっと感動しました。

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自分で一から作ったわけではなく、元々制作されていたデザインにアレンジを加えたものなのですが、何度もテスト印刷をしながら色を調整した思い出も含めてお気に入りです。
ファッションのように、ブラックが部屋全体を引き締めている感じも好きですね。

部屋のコーナースペースに置いているアーチ型の全身鏡や、来客用に買ったクリアチェアもお気に入りのアイテムです。

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もともと家に椅子が一脚しかなく、来客時には自分がベッドに座るなど、少し不便な思いをしていました。部屋のスペースが限られているので「折りたたんで収納できるおしゃれな椅子」を探して見つけたのが、このクリアチェアです。

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かわいいので、服をかけたりクッションや本を置いたりと、結局収納することなくディスプレイ用に使っています。
クリアな素材だと圧迫感もなくお部屋が広く見え、邪魔な時には折りたため、来客時には大活躍するので購入してよかったです。

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クリアチェアの上に置いているのは、iPhoneの充電コードです。生活感がある見た目が気に入らなかったので、SNSを参考に、木のビーズを使ってインテリアになじむようにアレンジしてみました。

床の雰囲気はがらりと変わりましたが、壁が未着手の状態なので、壁紙の模様替えは今後絶対にやりたいです。
荒めのコンクリート系か、くすんだ寒色系のカラーが気になっています。

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日当たりと眺めが最高なお気に入りの部屋を、少しずつ自分の好きな雰囲気にアレンジしていけたらと思っています。

 

アイテム紹介

床材

施工メモ

裏面が弱粘着のシールタイプになっているクッションフロアです。
貼ってはがせるため賃貸の床にも使用できますが、スタッフ宅では裏紙のセロファンを剥がさずに敷くだけで施工しています。