ガラスフィルムの貼り方

glass_how 全人類職人化計画(HOWTO)

外からの目隠しや、もしもの時の飛散防止、商品によっては気になる紫外線をカットしてくれるガラスフィルム。
今や窓だけではなく、戸棚やDIYしたちょっとした小物にも貼る方も増えています。

そんなガラスフィルムを本格的に貼りたい!もっとキレイに貼りたい方必見です。
少し手間が増えますが、その分キレイに貼れる事をお約束します!

用意するもの

貼る前の準備

1.養生シートを敷き、周囲が汚れないようにします。

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養生用シートを敷いて、床などが汚れないようにします。特に下がカーペットの場合や、電気製品など水にかかると問題があるものについては必ず養生してください。いらなくなったバスタオルなどあれば床に敷いておくと、垂れてきた水を吸ってくれます。

 

2.水溶液を作ってガラスを掃除する

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霧吹きの中に中性洗剤を2~3%入れ、水で薄めたものを、スプレーでガラスに吹き付けます。
ガラススクレッパーでガラスにこびりついた汚れ(ほこりやヤニ)を落とします。
ガラスが傷つくのであまり強く力を入れてはダメ!
最初は『シャリシャリ』という音がしますが、汚れが取れるにつれて『スー』とガラススクレッパーが通ります。
必ずきれいな刃で掃除してください。
汚れの激しい窓の場合は、入念に掃除してください。
初めはガラスの真ん中から擦っていき、後で端を擦っていきます。最初は図の黒色の方向に、次に赤色の方向にガラススクレーパーを擦っていきます。

 

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さらにもう1回、ガラスに水溶液を吹き付けて、今度はスキージーで水を切ります。
ここまでやってまだ綺麗にならない時は、2,3回同じこと繰り返します。

 

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最後にキッチンタオルなどで窓の際(ゴムの付近)をきれいに拭いてください。これを怠ると、汚れた水を吸いこみ、ガラスフィルムが剥がれてきます。
これでガラスがきれいになり、フィルムが貼れる状態になりました。

 

4.ガラスフィルムをカット

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まず、窓の縦と横のサイズを測ります。

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ガラスフィルムに窓サイズよりすこし大きめのサイズ(約3cm~5cm)の印をつけていきます。

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ガラスフィルムをカッターで切っていきます。
カットの際にしわや折り目がつかないように気をつけてください。
※必ず平らで汚れていないところでカットしてください。

 

ガラスフィルムを貼る

1.ガラスに水溶液を吹き付けます。

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ガラスに水溶液をたっぷり吹き付けて水溶液の膜を作ります。
水溶液が少ないとガラスフィルムを貼るときにガラスにすぐ引っ付いてしまうため、貼りにくくなります。

 

2.フィルムの裏に水溶液を吹き付けます。

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ガラスフィルムの裏紙をはがしながら、フィルムの裏に水溶液を吹き付けます。
裏紙がはがれにくい時は、裏紙の角にセロテープを付けてはがすと、うまくはがせます。
この作業はスピードが命です。
遅いと裏紙をはがすときに発生する静電気で空気中のホコリが粘着層に付いてしまい、フィルムを貼った後にゴミ粒のようになって取れにくくなります。
この作業は2人でやるほうが確実で失敗はありません。

 

3.フィルムを貼ります。

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ガラスフィルムの一番上の両端を手先で軽く持って貼ります。
その時、窓の鍵のある方に端を合わせ、窓枠廻りから約2mmの隙間を空けて貼りましょう。
上から下まで隙間を均等に位置をあわせ、静かにガラスに貼り付けます。

 

4.スキージーであら抜き

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位置が決まったら、フィルム表面全体に水溶液を吹き付け、スキージーで水溶液と空気をあら抜きして、仮押さえとします。
スキージーを使うときは必ず水溶液を吹き付けてください。そうしないとガラスフィルムに傷がつきます。

片方の手でガラスフィルムがずれないように押さえながらあら抜きしてください。
あら抜きするときは、スキージーを内側から外側に向けて動かしてください。

 

5.余分なフィルムをカット

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残りの余分なガラスフィルムを、カッターで切っていきます。
ガラス枠廻りとフィルムの端が約2mm、隙間ができるように切っていきます。
水抜きのため、必ず約2mm内側を切ってください。
カッター用ガイドか、透明の定規を使用してカッターで切っていきます。

 

6.スキージーで水溶液と空気を抜く

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余分な部分のカットが終了したら、ガラスフィルムの表面にもう一度水溶液を吹きつけて、スキージーでゆっくりと水溶液と空気を抜いていき、仕上げの圧着とします。
力をある程度入れて、水溶液と空気を抜いてください。
抜き方は、真ん中から外側へ、これが空気抜きの基本です。

 

7.キッチンペーパーで押し出す

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さらに窓枠周辺に押し出された水を切っていきます。
スキージーにキッチンペーパーをまいて、

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枠廻りに水溶液を押し出し、抜き切っていきます。
この作業はきっちり行ってください。これを怠ると端からガラスフィルムが剥がれてきます。

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最後にキッチンペーパーで全体を拭いて完成!

完成後のご注意!

貼った直後は、ガラスとフィルムの間に水溶液が多少残り、フィルムの色や透明度が悪く見えますが、徐々に水分が蒸発するのでキレイになります。
水が蒸発する期間は夏や冬、部屋の状態などによって異なります(目安は約1~2週間)。蒸発するまでは強くこすったりすると、破れたり、剥がれやすいので注意しましょう。
完全に乾燥した後のお手入れは、やわらかい布に水または洗剤を薄めたものを付け、拭いてください。
硬い物でこするとキズや透明度低下の原因になります。
また、ガラスフィルムに粘着テープやステッカーなどを貼ることは避けてください。

 
 
 

窓ガラスフィルムの貼り方・剥がし方~しっかり貼れる粘着タイプ・剥がせる吸着タイプの特徴まとめ~

2019.03.12