皆さまこんにちは。
ハヤシです。
満を持しました。
余りにも満を持すぎました。
思い起こせば8年前位になるでしょうか。
私の自宅にテレビの取材が入り、レポーターのキレイなお姉さまに貼り方を教えながらトイレの壁紙を貼ったんです。
rasch(ラッシュ)の壁紙で当時人気のダマスク柄(スイマセン現在廃盤です。)のものでした。
そう、私の家のトイレは今だにその壁紙が貼られたままだったんです。
こちらがそのトイレ↓
あれから8年の月日が流れ、そのまま貼り替えていないトイレの壁紙ですが、その間何度『この壁紙ええなーほな貼ろうかー。いややっぱりこの壁紙とちがうかー。』と、M1王者よろしくな揺さぶりをおそらく8回は繰り返しましたね。(年1回換算) そのうち3回くらいは嫁に却下されてると記憶しています。
そんな月日を経て私をブレイクスルーさせてくれたのが、この壁紙でした。
以前の記事でもご紹介しましたが、我らがNLXLの投入した最新の『CANE WEBBING』シリーズ。
初めて見た時、あたし思いました。
この壁紙を貼りたいって。(倒置法)
その思いは、もはや嫁の承認すら取らずに事を進めるという強行に私を及ばせたのでした。
前置きが長くなりましたが、今回は私の自宅トイレの壁紙を貼るドキュメンタリーをお送りします。
まず、このシリーズの中から選んだのがこの壁紙。
VOS-04
現状のトイレには鏡や手すりなどのウッド素材が部分的にあり、それらの色とマッチした木部の色をセレクト。
自然素材の籐を人の手が紡ぎ出したラタンのナチュラルすぎないナチュラル感と、カーブしたウッドのフレームの有機的なラインがステキなこの壁紙に決定。
トイレの中で一番大きい左の壁面に貼ることは決めていたので、まずはこの面から貼っていくことに。
まずは今まで貼っていた壁紙をキレイに剥がし、手すりやトイレットペーパーホルダー、コンセントカバーなど外せるものは全て外します。
カーブしたウッドのラインがいいバランスの構成になるように壁紙を仮置きしてみます。
あと、この壁紙上下の向きもありますので注意しましょう。
よく見ると、木枠の下部分が影になっているのが、お分かりになりますでしょうか。
照明が上から当たって落ちる影の状況と壁紙も同じにする事で、より自然に見えるんです。
レンガの壁紙なども同じように上下の向きがありますので、気をつけましょう。
ではいよいよ貼っていきましょう。
まずは、壁の汚れを雑巾で拭いてから、ノリをたっぷり塗っていきます。
今回は貼り替えがやりやすいように、剥がせるタイプのノリを使って施工しています。
前述のとおり、単独犯のため、詳しい工程の写真が撮れてません。申し訳ありませんが詳しい輸入壁紙の施工方法はコチラにてご確認ください。。
棚の下にちょうどウッドの境目がくるように割付の段階での予定通りに貼り進めます。
そうして完成っ!
?
?
いや、なんかまだ白いよね。
いや、薄々気付いてはいたけど、君たちなんか白いよね。
そうです。収納扉の色が余りにも白いんです。この壁紙貼ったら、やっぱりここは白とちがうやろー。
こ、これは!!壁紙を貼った人が大抵かかるという『壁紙貼ったら他のいろんなとこが気になるシンドローム(症候群)』ではありませんかっ!
これはこれでまた楽しいんすよね。
『ほいでこれ次どうするよー』的なイマジネーションの旅に出る感じ。
『そうきたら次はこういきたいやんかー』的なシナプスがざわめき出す感じがなんとも楽しいですよね、ここも醍醐味だと思います。
そして、問題の収納扉にウッドシートを貼るっきゃないということで、
スーパーリアルな木目のシートを本気チョイスしました。
周りの木目の色に同調するような木目具合ものを選びました。
使用品番:SRW5023(※取り扱い終了)
このシートほんとにリアル。
ほんとに木に見えます。
ここは剥がれてこないようにしっかり貼りたいので強粘着のもので、さらにプライマーで接着力アップさせての施工を決行。
施工に使う道具はこちら。
左から
・接着力を高めるプライマーRS(匂い少なめのタイプ)
・プライマーを塗る刷毛
・カッター & スキージー
まずは扉を外した方が貼りやすいので、外れる場合は外すのがおすすめです。
今回は裏に巻き込んで貼るのでしっかり接着させる為により接着力を高めるプライマーを塗っていきます。
特に角の部分などを重点的に塗っていきます。
次にシートを扉の一回り大きく、裏に回り込む部分も考慮してカットします。
端の一部分を剥がして少しずつ裏の剥離紙を剥がしながら貼っていきます。
金具の部分は切り込みを入れてかわしておいて。
金物に沿って綺麗に余分をカットします。
コーナー部分はこんな風にカットしておいて。
折りたたむようにコーナーを貼ります。
もう、貼り出したら止まらないんです。
気になる症候群は誰にも止められない暴走機関車となって突き進みます。
白いスイッチプレートやトイレットペーパーホルダーもどうにかしないといけないという衝動にかられて、気がつくとあらゆるものがウッディーにしあがっていました。
スイッチプレートを貼るのはこんな流れです。
プレートの表面にひとまわり大きめにカットした粘着シートを貼って、スイッチ部分の空洞に切り込みを入れます。 裏側に巻き込んでこんな感じに貼っていきます。
角はドライヤーを当てて局面にフィットさせるとキレイに仕上がります。
そうしていよいよ完成!!
と思ったのですが、、、
最初は左壁面だけを貼るのでいいというプランでした。
しかし数日悩んで、便器に腰掛けること数回。
やっぱり正面も貼った方が良くないかこれ。と思い始めたらもう、そこが貼ってないことが違和感にしか感じなくなってくるんです。
何か足りていない。唐揚げ弁当に唐揚げが入ってないくらいに。
奇跡的に残っている壁紙はちょうど足りそうだし、もはや貼るしかないでしょ。
という事で、正面のトイレタンク裏の面も貼っちゃいました。
タンクから出ている配管部分もこうやって横に切り込みを入れて余分をカットして納めます。
やっぱりあの違和感は間違ってなかったんだ。
これが本当の最終形であると。我が家のトイレの最終形態はまさにこれでしかないと。
完成したトイレで用を足しながら、やり切った充実感に包まれることができました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも、まずはトイレの1面貼り替えてみると、どんどん壁紙沼にハマるに違いありません。
そしてその先にはきっとステキなトイレライフが待っているはずです。是非トイレの壁紙貼り替えにチャレンジしてみてください!
↓下の写真は、ちょうど鏡を見るとバックにいい感じに壁紙がきてニヤける図です。
5人家族なんで朝のトイレ争奪戦が激化するという弊害も。