無垢の木材や、小物に、木目の風合いを残しつつビンテージ感を出すウッドワックス。
ヴィンテージ感のある色合い、深く美しいツヤを与え、木の表面にとどまって汚れから守ります。
商品によっては伸びがよく広い面に適しているものや、植物性の成分のものなどがあり、種類も豊富になっています。
傷をつけた後に塗るなど、オリジナルで使い古した感も作れたり、金属などにも塗布できたり。
木目の風合いを残しつつ簡単に色合いを変えられるので、手軽にDIYができます。
ワックスの塗り方
用意する道具類
- ワックス(今回は「オールドウッドワックス・ジャコビーン」使用)
- ビニール手袋
- 紙やすり
- ワックスを塗るための布(今回はスチールウール)
- 使い古しの歯ブラシ
- 傷をつけるためのカッターやドライバー等
施工方法
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やすりがけ
塗る面のゴミを取り除き、紙やすりで木のトゲなどの荒れをならしてください。このひと手間で仕上がりに差が出ます! -
わざと傷をつける
カッターで角を削ったり、ドライバーでわざとキズをつけたり、穴を開けたりして古びた雰囲気を出します。 -
塗る
柔らかい布でワックスを取り、少しずつ塗り広げてください。
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時には歯ブラシで
角など細かいところには歯ブラシで塗るのがおすすめ。 -
磨く
きれいな布でしっかりと磨きます。色が薄いと感じる場合は3~5の工程をもう一度繰り返してください。 -
乾かす
塗り終わった後、しばらく乾かします。(商品によって乾燥時間が異なります。)
※季節・環境・塗り方等の差により乾燥時間が前後する可能性もございます。
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部分的にやすりがけ
お好みで角など部分的にやすりをかけることで中古感が増し、さらにアンティークな雰囲気が出ます。
動画で塗り方を見る
水で濡らしてから捨てる
ワックスが付着した可燃物(布・軍手)や ゴミなどは自然発火のおそれがあります。 充分、水に浸してから破棄して下さい。
ワックスが付着した可燃物(布・軍手)や ゴミなどは自然発火のおそれがあります。 充分、水に浸してから破棄して下さい。
アレンジ
オールドウッドワックスの色を複数使う
数色を塗り分けるように馴染ませながら塗っていくと、味のある古材のような仕上りになります。
ワックスの仕上りを変える
ワックスを塗り広げる物によって仕上りを変える事ができます。
※使用上の注意
- 塗り面積、乾燥時間、ツヤの状態は塗る素材や表面の状態、塗り方、気候や気象条件などで多少異なります。
- 施工する際は、ワックスが洋服などに付着する事があります。汚れてもよい服装で作業することをおすすめ致します。
- ワックスの付いた布類は自然発火を起こす可能性があるので、水につけて破棄して下さい。
- お子様の手の届かないところに保管して下さい。
- 火気のあるところでは施工しないでください。
- 蓋をしっかり閉め、直射日光の当たらない場所で水平に保管して下さい。
- 屋内で塗装する場合は、換気を良くしてください。