ワックスの塗り方

2024.06.19
ワックスの塗り方

無垢の木材や、小物に、木目の風合いを残しつつビンテージ感を出すウッドワックス。
ヴィンテージ感のある色合い、深く美しいツヤを与え、木の表面にとどまって汚れから守ります。
商品によっては伸びがよく広い面に適しているものや、植物性の成分のものなどがあり、種類も豊富になっています。

傷をつけた後に塗るなど、オリジナルで使い古した感も作れたり、金属などにも塗布できたり。
木目の風合いを残しつつ簡単に色合いを変えられるので、手軽にDIYができます。

ワックスの塗り方

用意する道具類

準備するもの
  1. ワックス(今回は「オールドウッドワックス・ジャコビーン」使用)
  2. ビニール手袋
  3. 紙やすり
  4. ワックスを塗るための布(今回はスチールウール)
  5. 使い古しの歯ブラシ
  6. 傷をつけるためのカッターやドライバー等


施工方法

紙やすりでならしていく
  1. やすりがけ
    塗る面のゴミを取り除き、紙やすりで木のトゲなどの荒れをならしてください。このひと手間で仕上がりに差が出ます!
  2. わざと傷をつける
    カッターで角を削ったり、ドライバーでわざとキズをつけたり、穴を開けたりして古びた雰囲気を出します。
  3. 塗る
    柔らかい布でワックスを取り、少しずつ塗り広げてください。


歯ブラシで塗る
  1. 時には歯ブラシで
    角など細かいところには歯ブラシで塗るのがおすすめ。
  2. 磨く
    きれいな布でしっかりと磨きます。色が薄いと感じる場合は3~5の工程をもう一度繰り返してください。
  3. 乾かす
    塗り終わった後、しばらく乾かします。(商品によって乾燥時間が異なります。)
    ※季節・環境・塗り方等の差により乾燥時間が前後する可能性もございます。


お好みでやすりをかける
  1. 部分的にやすりがけ
    お好みで角など部分的にやすりをかけることで中古感が増し、さらにアンティークな雰囲気が出ます。


動画で塗り方を見る


水で濡らしてから捨てる
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ワックスが付着した可燃物(布・軍手)や ゴミなどは自然発火のおそれがあります。 充分、水に浸してから破棄して下さい。


アレンジ

オールドウッドワックスの色を複数使う

複数の色を使う

数色を塗り分けるように馴染ませながら塗っていくと、味のある古材のような仕上りになります。



ワックスの仕上りを変える

ワックスを塗り広げる物によって仕上りを変える事ができます。

仕上がりを変える



※使用上の注意
  • 塗り面積、乾燥時間、ツヤの状態は塗る素材や表面の状態、塗り方、気候や気象条件などで多少異なります。
  • 施工する際は、ワックスが洋服などに付着する事があります。汚れてもよい服装で作業することをおすすめ致します。
  • ワックスの付いた布類は自然発火を起こす可能性があるので、水につけて破棄して下さい。
  • お子様の手の届かないところに保管して下さい。
  • 火気のあるところでは施工しないでください。
  • 蓋をしっかり閉め、直射日光の当たらない場所で水平に保管して下さい。
  • 屋内で塗装する場合は、換気を良くしてください。




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