公開日:2020.01.09
新年あけましておめでとうございます。
壁紙屋本舗・スタッフのウエマツです。
2020年、壁紙屋本舗は1/6(月)より始動しております。
年末年始、たくさんの皆さまにご来店いただき誠にありがとうございました。
一部配送に通常よりお時間をいただいております。一刻も早く皆さまのお手元に届くよう努めておりますので今しばらくお待ちください!
さて、2020年。
皆さまはどんな年明けを迎えましたでしょうか。
世界情勢に緊張が走るなか、やれ令和初の正月だ、やれオリンピックイヤーだと、国内的には何とか明るく盛り上がっていこうぜという気配があるのではないかと思います。
そんな中、壁紙屋本舗を運営するフィルはこの5月に創立20周年という節目をひかえ、間違いなく盛り上がっていこうぜという意気込みをもってこの年を迎えています。
パワー全開で新年を迎えるべく、忘年会は肉祭り!
美味しいお肉をモリモリいただき、てっかてかの顔で帰路につきました。
フィルでは毎月初営業日に月例会が開かれます。
壁紙屋本舗、姉妹店WALPA、配送部門などなど各チームの社員が集まりいろんな事を共有する場です。
社長・ハマモトの話もあります。
最近買ったおもしろグッズを見せてくれたり(新しいものへのアンテナがすごい)、出張先での話があったり、今こんなこと考えているんだ云々。
年明けはいろいろ盛りだくさんのため他の月に比べるとさくーっと済ませますが、今年は初夢や片頭痛とインテリアの関わりについての話しがあり、最後に「柄のある暮らしをたのしむ人がもっと増えていくように・・・」というような言葉で締められました。
片頭痛とインテリアの話も興味深いものだったのですが、ここで取り上げたいのは「柄のある暮らし」というキーワード。
そう、日本の壁はまだまだ真っ白なのです。
もちろん白い壁も素敵です。
すべてを受け止めてくれる圧倒的な懐の深さ、安心感がありますよね。
白といってもいろんな素材、壁紙だけとってもいろんな質感のものがありますが、日本で現状多いとされているのはちょっとポコポコとした表面のビニル壁紙。
いろいろ見た上で白が好きという場合は、胸を張って白派を名乗っていただいたらよいかと思います。
でも人の数だけ好みがあるはずなのに、当然のように白一貫を通す日本の壁を一面でも多く彩っていきたい、壁を自分の手で変えるたのしさをもっともっと多くの人に知ってもらいたい、というのがハマモトの言葉に込められた想いです。
今でもよく覚えているのが、入社直後はじめての月例会での話。
昔の写真を掘り出しながらフィルの歩みを紹介してくれました。
2000年、わずか3坪の事務所から始まった物語。
2015年に現在の本社ビルが完成し、今では複数のWEBショップ、実店舗、ショールームを展開していますが(フィルの会社概要はこちら)、山あり谷あり、谷底もありました。
おばあちゃんに頼まれた1枚の壁紙を今でも探している話。
輸入壁紙を始めた当初、時価で販売したら全然売れなかった話。
夜の大阪城公園で、高所作業用の足装着具(※下記イメージ参照)の特訓をした話。
聞き入り、笑い、おもしろい会社に入ってしまったと心が震えたのを覚えています。
そして今年迎える20周年。
一貫しているのは、フィルの幕開けから今日まで「壁紙」を軸に想いを繋げてきたということです。
元々何かしらインテリアに興味があってこの会社に入ってきた人は多いと思いますが、はじめから壁紙が大好きで入ったスタッフより、入社後どんどん好きになっていくスタッフの方が多いのではないかとは思います。
私は紛れもなくそのひとり。
入社から1年ほど経った昨年、はじめて自宅に壁紙を貼りました。
キッチンに鮮やかなオレンジ柄のシール壁紙。
ついでに床も、真っ白な大理石柄に変えました。
年末、自宅に招いた友人が貼り変えた壁や床を見て感動。
友人の子どもはオレンジ柄の壁紙を気に入り、何度も食べにいくマネをして遊んでいました。
その後数日も経たないうちに、刺激を受けてトイレのDIYをはじめたという連絡をくれました。
壁が変わるとわくわくします。
床が変わるとわくわくします。
つまり暮らしの要素が変わるってとてもわくわくすることなのです。
そしてかんたんに伝染してしまう、このわくわく。
自分で変えた空間はとても愛おしく、自分で変えられることを知った頭は次のイメージを描き始めます。
インテリアをたのしむのは料理などと同じく、日常に根差したとても創造的な行為だと思います。
ある日器を買ってその晩の食卓が華やぐように、ある日壁紙を貼って暮らしが華やぐという感動を、ひとりでも多くの人に伝えられたらうれしいなと思っています。
インテリアを自分の手で変えたのしむ人をもっと増やしていくこと、それが私たちの夢であり原動力です。
冒頭イメージの壁紙は、ドイツ発raschの最新コレクションより。
モチーフである「梅」は早春に他の花に先駆けて咲くことから出世や開運の象徴とされ、厳しい寒さの中でも清らかな花を咲かせ芳香を漂わせることから縁起の良いものとされています。
まさに新年の幕開けにふさわしい華やかなデザイン。
暮らしにもっと愛を。
壁にもっと彩りを。
2020年、20周年を迎えるフィルを、そしてフィルの1号店である壁紙屋本舗を、今年もどうぞよろしくお願い致します。
何かしら盛り上がるあんなこと、こんなことを水面下で計画しておりますのでぜひともご期待ください!
大掃除は意気込みの3割程度をこなし、年賀状は年を越してからの着手、1日も欠かすことなく飲み、しっかり正月太りする。こんな正月フォーマットをいつか変えられると信じている。
店長・ハヤシより「全員にわかせんべいで写真を撮ること」という指示がありました。
3人だけまじめに撮っていた。
▲にわかせんべいの有無でほとんど変わらない店長・ハヤシ。